外壁塗装リフォームのタイミングとは?チェックすべきポイントも解説

あなたが住んでいる家は住んでから何年目になりますか?長年同じ住宅に住んでいると、どこかのタイミングで修善や補修が必要になってきます。内観のデザインを少し変えるのはご自身でもできますが、外観の改装となると専門の業者や職人の方が必要になってきます。その中でも外壁は特に一般の方では難しい部分です。

 

今回はそんな外壁塗装リフォームのタイミング、ご自身でチェックできるポイントについてお話しさせていただきます。

 

1.外壁塗装リフォームのタイミング

住み始めた最初はきれいで自慢の外観だったのに、長年の雨や風の影響で外壁が劣化してしまった…。こんなことを経験した人は多いかと思います。そんな時に活用したいのが「外壁塗装」です。

 

しかし、外壁塗装を行うのが初めての場合や知識があまりない状態で塗装をしてしまうと、塗装に最適な季節や時期を逃してしまって高額のリフォーム料金が発生してしまうということもあります。そういったことにならないためにも事前に情報収集が必要になります。

 

「外壁塗装」に最適な時期、季節は各家庭の状況などによっても変わりますが、基本的には3月4月5月といった「春」、9月10月11月といった「秋」になります。この時期やご自身の最適な時期を把握しておかないと、悪徳業者などがきて改装を勧めてくるというリスクがあります。逆に的確な時期を把握しておくことでこういったことも回避できるということになります。

 

そして、塗装リフォームを行うのに的確な時期の判断基準は、「塗装を施さなければならない症状が外壁に出ている」ということです。

 

また、もう1つの外壁塗装をするベストなタイミングとしては、「築10年」という節で外壁を塗装するということです。日本の住宅はアメリカの住宅と比べるとその平均寿命は3分の1と言われています。これは日本の複雑な気候、高温多湿な環境が原因とされています。新築で建てた住宅の外壁塗装も、日々の雨風や天災などで損傷劣化してしまうため、その防水効果は5~7年ほどしか持ちません。

 

このことから外壁塗装は10年に1回行うのがよいとされています。

 

2.セルフチェックのポイント①色褪せ

外壁は日々のさまざまな要因で劣化してしまうため、その的確なタイミングを見計らうためにもご自身でのチェックが必要です。そのチェックするポイントの1つ目が外壁の「色褪せ」です。ご自宅を購入された際と現在の外壁の感じを比較してみて、色の変化、細かい色褪せを感じたら、外壁の塗り替えを検討するのが賢明でしょう。しかし、外壁の色褪せは壁の劣化度でいったら「小」の分類に入りますので、至急外壁塗装が必要になるというほどではありません。

 

また外壁の色褪せを感じたらもう1つチェックしてもらいたいポイントがあります。それは「チョーキング」という劣化現象のチェック方法です。

 

このチョーキングは色褪せのある外壁を実際に触ってもらって、その時に手に「白い粉」が付くかどうかを確認します。少し白くなる程度ならまだあまり問題はありませんが、真っ白になるような場合は色褪せの中でも進行が進んでいる状態になります。

 

もし、雨の日に外壁が変色するようならチョーキング現象が起こっているといえます。これを放置しておくと錆やヒビ割れに繋がってしまうこともあるので、早めの塗装を考えておきましょう。

 

3.セルフチェックのポイント②ヒビ割れ

続いてチェックするポイントはヒビ割れです。このヒビ割れは別名「クラック」と呼ばれていて、このクラックが0.3mm以下の物は「ヘアークラック」と呼び、0.3mm以上の物を「構造クラック」といいます。

 

この構造クラックが発見された場合は、早急に外壁塗装が必要になりますので注意してみていきましょう。

 

細かいクラックも放置しておくと中にカビが生えてしまったり、家全体の耐久性が著しく低下してしまったりといった恐れがありますので、定期的にチェックしておきましょう。

 

4.セルフチェックのポイント②錆び・剥がれ

最後にチェックするポイントは、錆や剥がれです。この錆や剥がれにも進行状況があり、まだ外壁塗装の「増し打ち」や「打ち替え」を必要としないものから、早急にメンテナンスをしないと重大な住宅構造問題になりかねないものまであります。

 

この振り幅をチェックするポイントは、外壁のタイルまたはサイディングボードの境やつなぎ目に亀裂が生じているかいないかを見ることです。亀裂が生じている場合は職人の目でないと状況が確認できないので、お問い合わせして診てもらうのが一番でしょう。

 

また、外壁の剥がれを発見した際も業者の方に相談するのが良いでしょう。外壁の剥がれはその部分から雨天時の雨水などが侵入してきてしまい、さまざまな問題を引き起こしてしまうので注意が必要です。

 

剥がれが発見された場合は外壁の劣化度としては「高」の部類に位置します。日頃から外壁をまめにチェックしていきましょう。

 

5.まとめ

今回は住宅の外壁塗装の最適な時期、季節、種類別の外壁の劣化についてお話しさせていただきました。

 

劣化の進行が進んでいないものから進んでいるものまでさまざまですが、日々チェックすることにより大きな問題を避けることができます。そうしたことが逆に費用の軽減にもつながるので、ぜひご自身でチェックをしてみてください。

 

またご自身での確認や作業が難しい場合、埼玉県川口市の富士塗装工業株式会社では見積もりも実施しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。